雨上がりの、みずがきの森を散策した。
天気予報では、午後から雨が上がると言っていたが
幸運にも予報より早く雨が上がった。
瑞牆山は雲に煙り
森の中は、しっとりとして気持ちがよい。
野鳥たちは、雨上がりでいっせいに鳴き出していた。
オオルリ、コルリ、エゾムシクイ、キビタキ、コガラ
ウグイス、ホオジロ、シジュウカラ、センダイムシクイなど
湿地帯沿いのコケやシダは、恵みの雨を受けて
みずみずしく青々としていた。
クリンソウの鮮やかな赤い花も咲き始めていた。
森を歩いていて、ちょっと変わった花を見つけた。
透明感のある白い小さな花である。
この花は、ギンリョウソウといい緑の葉がない
変わった植物である。
ここ、みずがきの森は天気で森の様子が変わる。
今日は、森の中に時折モヤが立ちこめて
いつもと違う幻想的な雰囲気を味わうことができた。
そして午後からは、車で移動をして沢沿いの散策をした。
しばらく歩くと、倒木に黄色いキノコが
どどどどっと出ていた。
「やったー ヌメリスギタケモドキだ・・・。」
なんとタイミングが良いのだろう・・・。
まるで私たちを待っていてくれたかのようである。こちらも今朝大きくなったばかりの様子で
みずみずしく美しい姿をしている。
ヌメリスギタケモドキは、採りたてをホイル焼きにしたら
滑らかな食感と独特の香りとうまみがあり、なんともおいしかった。
そして食後の運動で、カラマツ林を散歩していると
ワラビも出ていた。
今日は大収穫、なんとラッキーで贅沢な日なのだろう・・・。
まさに、雨は森を豊かにして恵みをはぐくんでいる。
やっぱり、雨上がりには森へ行こう・・・。
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